「黒砂地域防災会議」の避難所開設マニュアルボックスのお話

6月13日、稲毛区の黒砂地区防災会会議で活動していらっしゃる池江麻里さんのお話を伺いました。黒砂公民館を中心に、避難所開設訓練を実施しており、平成24年からは、『マニュアルボックス(M-BOX)』を用い、毎年改善を重ねているということです。避難所の開設が、わかりやすく、具体的であることを基本に考え、地域の人たちがすぐ協力できる現実的なモデルです。避難所に来た人たちが、ボックスの中に入っているシートの順に、トイレの確認、受付、情報コーナー、要支援者や乳幼児への配慮についても、担当して動ける仕組みです。

もしもの時に、なるべく速やかに避難所が開かれ、地域の人たちが、少しでも過ごしやすい避難所になるように、市内の全避難所に『M-BOX』を備えるべきと考えます。

黒砂公民館の隣の公園には、炊き出し用にベンチの下や、バケツ型のイスの下にかまどが用意されています。